Windows 11では、ストレージセンサー機能を利用してディスクの空き容量を自動的に増やすことが可能です。
今回は、このWindows11のストレージセンサーで空き容量を増やす方法を紹介します。
ストレージセンサーの基本設定
1. 設定へのアクセス: スタートボタンをクリックし、「設定」を開きます。キーボードのWindows ロゴキー + Iキーを押すことでも設定画面にアクセスできます。
2. 記憶域へのナビゲート: 「システム」を選択し、「ストレージ」をクリックします。ここで、「ストレージセンサー」のオプションが見つかります。
3. ストレージセンサーの有効化: 「ストレージセンサー」のスイッチを「オン」に切り替えて、機能を有効にします。
ストレージセンサーの詳細設定
ストレージセンサーの詳細な設定を行うことで、どのようなファイルをいつ削除するかを指定できます。
1. 一時ファイルをクリーンアップ: システムやアプリケーションが一時的に保存するファイルを自動的に削除します。
2. ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する: ごみ箱に入れられたファイルを、設定した期間が経過した後に自動的に削除します。期間は「実行しない」、「1日」、「14日」、「30日」、「60日」から選択可能です。
3. 開かれないまま次の期間が過ぎた[ダウンロード]フォルダー内のファイルを削除する: ダウンロードしたが開かれていないファイルを、設定した期間が経過した後に自動的に削除します。設定可能な期間は同様です。
4. ローカルのOneDriveファイルの削除: 一定期間開かれていないローカルのOneDriveファイルを削除する設定も可能です。これらのファイルはオンラインのOneDriveには残ります。
ストレージセンサーの実行
・今すぐストレージセンサーを実行する: ストレージセンサーの設定を完了した後、すぐに空き容量を増やすために手動で実行することもできます。
注意点
・ストレージセンサーは初期状態では「オフ」になっていることが多いですが、PCの環境によっては「オン」になっている場合もあります。
・ローカルで利用可能なクラウドコンテンツの設定は、クラウドアカウントにサインインしている場合のみ表示されます。
まとめ
これらの手順を適切に行うことで、Windows 11においてディスクの空き容量を効果的に管理し、増やすことが可能になります。