今回は、Windows 11でMicrosoft Edgeのツールバーをカスタマイズする方法を紹介します。
ブラウザの使い勝手を向上させるために、よく使う機能をツールバーに追加したり、不要なアイコンを削除したりする方法を解説します。
Microsoft Edgeのツールバーとは
Microsoft Edgeのツールバーは、ブラウザウィンドウ上部に配置され、頻繁に使用する機能への迅速なアクセスを可能にします。初期設定では、戻る・進む・更新ボタンやURL入力欄などが表示されていますが、ユーザーの好みに応じてカスタマイズすることが可能です。
ツールバーをカスタマイズする利点
ツールバーのカスタマイズには、以下のようなメリットがあります：
- 効率性の向上: 頻繁に使用する機能に即座にアクセスできます。
- ユーザビリティの改善: 個人の作業スタイルに合わせてインターフェースを最適化できます。
- 表示領域の最大化: 不要なアイコンを除去することで、閲覧エリアを拡大できます。
ツールバーのカスタマイズ方法
Windows 11でMicrosoft Edgeのツールバーをカスタマイズする手順は次の通りです：
1. 設定画面を開く
- Microsoft Edgeを立ち上げます。
- 右上の「…」（設定など）アイコンをクリックします。
- 展開されたメニューから「設定」を選択します。
2. 外観設定にアクセス
- 設定画面左側のメニューから「外観」をクリックします。
- 左側メニューが見当たらない場合は、設定画面左上の「≡」（メニュー）アイコンをクリックして展開します。
3. ツールバーのカスタマイズ
- 「外観」設定内で「ツールバーに表示するボタンを選択してください」というセクションを探します。
- 表示したいアイコンのトグルスイッチを「オン」（青色）にします。
- 非表示にしたいアイコンのトグルスイッチを「オフ」にします。
4. 変更の適用
- 設定が完了したら、画面右上の「×」（閉じる）をクリックして設定画面を終了します。
- 変更は即時適用され、ツールバーに反映されます。
カスタマイズ可能な主なアイコン
Microsoft Edgeのツールバーに追加可能な主要なアイコンには以下のようなものがあります：
- お気に入り: 頻繁にアクセスするページの一覧にすぐにたどり着けます。
- コレクション: 保存したコンテンツやメモを迅速に開くことができます。
- 履歴: 過去に閲覧したWebページの記録を確認できます。
- ダウンロード: ダウンロードした項目の履歴にアクセスできます。
- ブラウザーのエッセンシャル: パフォーマンスやバッテリー消費を最適化できます。
- Internet Explorerモード: 古いWebサイトを互換性のあるモードで表示できます。
- スクリーンショット: Webページの全体または一部を容易にキャプチャできます。
- 共有: 閲覧中のページをメールやSNSで簡単に共有できます。
カスタマイズ時の注意点
- アイコンの厳選: ツールバーに過剰なアイコンを追加すると、逆に使いづらくなる可能性があります。本当に必要な機能のみを追加するようにしましょう。
- 定期的な見直し: 作業内容や習慣の変化に応じて、定期的にツールバーの構成を再評価することをお勧めします。
- バージョンによる相違: Microsoft Edgeのバージョンによって、利用可能なアイコンや設定画面のデザインが若干異なる場合があります。最新版への更新により、より多くのカスタマイズオプションが利用可能になる可能性があります。
- 同期設定の確認: Microsoft アカウントでログインしている場合、ツールバーの設定が他のデバイスと同期される可能性があります。必要に応じて同期設定を確認・調整してください。
まとめ
Windows 11でMicrosoft Edgeのツールバーをカスタマイズすることで、ブラウジング体験を向上させることができます。個人の作業パターンや頻繁に使用する機能に合わせてツールバーを最適化することで、作業効率が向上し、より快適にWebブラウジングを楽しむことができるでしょう。