今回は、Windows 11に搭載されているMicrosoft Edgeブラウザで、Webページを拡大・縮小する方法を紹介します。
視力の問題や画面の大きさに関わらず、快適にWebブラウジングを楽しめるよう、Edgeには便利なズーム機能が備わっています。
Microsoft Edgeでのズーム機能の基本
Microsoft Edgeでは、Webページの拡大・縮小を簡単に行うことができます。画面全体のサイズを変更するには、右上の「…(設定など)」メニューから「ズーム」の「+」や「-」をクリックすることで拡大や縮小が選択することができます。
また、キーボードショートカットを使用すると、さらに素早くズーム操作ができます:
・Ctrl + プラス記号(+):25%拡大
・Ctrl + マイナス記号(-):25%縮小
・Ctrl + 0:デフォルトのズームレベルにリセット
全体的なデフォルトズームレベルの変更
すべてのWebサイトに対して一律のズームレベルを設定したい場合は、以下の手順で行えます:
1. 右上の「…」アイコンをクリックし、「設定」を選択後、左側のメニューから「アクセシビリティ」を選択します。
2. 「ページのズーム」のドロップダウンメニューから希望のズームレベルを選択します。
この設定を行うと、新しく開くすべてのWebページが指定したズームレベルで表示されるようになります。
アクセシビリティ機能との連携
Microsoft Edgeのズーム機能は、他のアクセシビリティ機能と組み合わせることで、さらに使いやすくなります。
高コントラストモード
ズーム機能と高コントラストモードを併用すると、テキストの可読性が大幅に向上します。高コントラストモードは「設定」>「アクセシビリティ」から有効にできます。
キャレットブラウジング
キャレットブラウジングを有効にすると(「F7」キーでオンオフを切り替え)、キーボードの矢印キーでページ内を移動できるようになります。ズームインした状態でこの機能を使うと、拡大されたページ内をより正確に操作できます。
まとめ
Windows 11のMicrosoft Edgeは、ユーザーのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできるズーム機能を提供しています。サイトごとの設定や全体的なデフォルト値の変更、他のアクセシビリティ機能との連携により、快適にWebブラウジングを楽しめる環境を整えることができます。