LINEでは、「この機能を利用する権限がありません。お使いの端末の設定から、本機能へのアクセスを許可してください。」と画面に表示されて、無料通話等のサービスが利用できないことがあります。
今回は、このように「この機能を利用する権限がありません。」と表示された際の対処方法を紹介します。
※上記画面は、Android版LINEアプリの表示です。iOS(iPhone、iPad、iPod touch等)版LINEアプリでは、表示内容が異なります。
「この機能を利用する権限がありません。」と表示される理由は?
LINEアプリや他のアプリも含めて、スマホ端末のカメラや位置情報、電話機能等を、後からインストールしたアプリが利用する際に、それらの機能を「利用する権限」を、スマホユーザーが「許可」する必要があります。
大抵は、アプリをインストールした後、初めてアプリを起動したときに、アクセス許可を求める画面が表示されるので、そのときに「許可」すればいいのですが、何らかの理由で「許可しない」を選んでしまった場合に、LINEアプリの場合は「この機能を利用する権限がありません。」と表示されてしまいます。
LINEアプリが「許可」を求める画面 – Android
Android版のLINEアプリを起動したときに、下記のようなアクセス許可を求める画面が表示されます。
※「今後は表示しない」にチェックを入れて「許可しない」をタップすると、次回のアプリ起動時から、この画面が表示されず、LINEアプリ上からは、アクセスを許可することができなくなります。その場合は、下記の「LINEにアクセスを許可する方法 – Android」見出しを参照ください。
LINEアプリが「許可」を求める画面 – iOS
iPhoneやiPad等のiOS版のLINEアプリでは、アプリの起動時には許可を求める画面は表示されませんが、各機能を利用するときに、その機能へのアクセスが許可されていないと、下記のような画面が表示されます。
※下記は、iPhoneのLINEアプリで「無料通話」をかけようとしたときに、マイクへのアクセス許可を求める画面です。
LINEにアクセスを許可する方法 – Android
Android版のLINEアプリで、LINEアプリ上からはアクセス許可ができなくなった場合の設定方法を解説します。
※ここでは、AndroidスマホのAQUOS sense(Android 8.0.0)を使用します。
1.スマホ本体の「ホーム」画面にある「設定」アイコンをタップします。
2.「設定」画面が開くので、「アプリと通知」をタップします。
3.「アプリと通知」画面が開くので、「アプリ情報」をタップします。
4.「アプリ情報」画面の「すべてのアプリ」カテゴリーが開くので、画面を下方にスクロールして、「LINE」をタップします。
5.「アプリの情報」-「LINE」画面が開くので、「権限」をタップします。
6.「アプリの権限」-「LINE」画面が開くので、「カメラ」「ストレージ」「マイク」「位置情報」「連絡先」「電話」のトグルスイッチを、それぞれ必要に応じて「オン」にします。
画面左上の「←(戻る)」か、スマホの「戻る」ボタンをタップします。
7.「アプリ情報」-「LINE」画面に戻り、「権限」項目を見ると、「6.」で「オン」にした項目が記載されています。
これで、アクセスを許可する設定は完了です。
LINEにアクセスを許可する方法 – iOS
iOS版のLINEアプリは、「マイクへのアクセスを許可してください。」等、アクセス許可を求める画面で「設定」をタップすれば「設定」画面が開きますが、ここでは、iOS端末の「ホーム」画面から設定する方法を解説します。
※ここでは、iPhone 7 Plus(iOS 13.5.1)を使用します。
1.iPhoneの「ホーム」画面にある「設定」アイコンをタップします。
2.「設定」画面が開くので、画面を下方にスクロールして、「LINE」をタップします。
3.「LINE」画面が開くので、「位置情報」「連絡先」「写真」「マイク」「カメラ」「Siriと検索」「通知」「Appのバックグラウンド更新」を、それぞれ必要に応じて「許可」やトグルスイッチを「オン」にする等してください。
これで、アクセスを許可する設定は完了です。