【Windows11】Snipping Toolで画面録画を行う手順と活用アイデア

この記事は約4分で読めます。

今回は、Windows11に搭載されている「Snipping Tool(スニッピングツール)」を使って、パソコンの画面を動画として録画する方法や、日常の作業で活用するためのヒントを紹介します。

Snipping Toolの画面録画機能とは

これまで、パソコンの画面に表示されている内容を保存する方法といえば、静止画として切り取る「スクリーンショット」が一般的でした。
Windows11のアップデートにより、標準アプリであるSnipping Toolに画面を動画として記録できる機能が追加され、より表現の幅が広がっています。
専用の動画キャプチャソフトを新しくインストールしなくても、パソコンの操作手順を記録したり、オンライン会議の重要な部分をメモ代わりに保存したりと、手軽に録画を始められるのが特徴です。
音声の同時録音にも対応しているため、マイクからの声やパソコンから流れるシステム音を一緒に記録することも可能です。

画面録画を行うための基本手順

Snipping Toolを使って、実際に画面を録画するまでの流れを順番に解説します。

アプリの起動と準備

  • 画面下のタスクバーにあるスタートボタンをクリックし、検索窓にSnipping Toolと入力してアプリを開きます。
  • アプリが起動したら、上部に並んでいるアイコンの中から、ビデオカメラの形をした録画ボタンをクリックして選択します。
  • 左端にある+新規ボタンをクリックすると、画面全体が少し暗くなり、録画する範囲を指定できる状態になります。

録画範囲の選択と開始

  • マウスの左ボタンを押したままドラッグし、録画したい領域を四角く囲んで指定します。画面全体を録画したい場合は、画面の端から端までを大きくドラッグします。
  • 範囲の指定が終わると、画面の上部に録画をコントロールするための小さな操作パネルが表示されます。
  • 操作パネルにあるスタートボタンをクリックすると、3秒間のカウントダウンが始まり、その直後から録画が開始されます。

音声設定の確認

録画をスタートする前に、操作パネルのマイクのアイコンとスピーカーのアイコンを確認しておくと安心です。
自分の声を解説として入れたい場合はマイクのアイコンをオンにし、動画や音楽などパソコンから出る音を録音したい場合はスピーカーのアイコンをオンに設定します。

録画の終了と保存方法

録画を終わらせて、動画ファイルとして保存するまでの手順です。

一時停止と終了の操作

録画中は、画面上部の操作パネルに録画時間が表示され続けます。
作業の途中で少し間を開けたいときは、一時停止ボタンをクリックすると録画がストップし、再度クリックすると続きから録画が再開されます。
録画を終わりにしたいときは、赤い四角の停止ボタンをクリックします。

動画の確認と保存

停止ボタンを押すと、Snipping Toolのウィンドウ内に録画したばかりの動画が表示され、再生ボタンを押して内容を確認できます。

  • 動画の内容に問題がなければ、右上にあるフロッピーディスクの形をした保存アイコンをクリックします。
  • 保存先を選ぶ画面が開くので、わかりやすいフォルダを指定し、ファイル名を入力して保存します。

動画は一般的な形式で保存されるため、他のパソコンやスマートフォンでも再生しやすく、メールやチャットで共有する際にも便利です。

画面録画を活用するためのアイデア

手軽に動画を撮影できる機能を活かして、日々のやり取りや作業を効率化するためのヒントを紹介します。

トラブル発生時の状況記録

パソコンを使っていてエラー画面が出たときや、アプリの動きがおかしいときに、その現象を動画で録画しておくと役に立ちます。
サポート窓口に問い合わせをする際、どのような操作をしたときにどのような画面になるのかを動画で見てもらうことで、状況が正確に伝わり、解決のヒントになりやすいと思われます。

録画時の注意点とコツ

快適に録画を行うために、気を付けておきたいポイントもあります。

プライバシー情報への配慮

画面の広い範囲を録画していると、意図せずにメールの通知や個人的なファイルの名前などが動画に映り込んでしまうことがあります。
録画を始める前に、不要なアプリを閉じたり、デスクトップのアイコンを整理しておくと安心です。
また、Windows11の集中モードを活用して、録画中に通知のポップアップが出ないように設定しておくことも検討してみてください。

保存先の容量の確保

動画ファイルは静止画に比べてデータサイズが大きくなりやすいため、長時間の録画を行うと、パソコンのストレージを多く消費してしまいます。
不要になった古い録画ファイルは定期的に削除するか、外付けのハードディスクなどに移動させて、パソコンの空き容量を確保しておくことをおすすめします。

まとめ

Windows11のSnipping Toolに追加された画面録画機能は、特別なソフトを使わずに画面の動きや音声を記録できる実用的なツールです。
録画したい範囲をマウスで囲み、スタートボタンを押すだけのシンプルな操作で、簡単に動画のキャプチャを始められます。