【Windows 11】Microsoft Edgeをデフォルトブラウザに設定する方法

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今回は、Windows 11でMicrosoft Edgeをデフォルトブラウザとして設定する方法を紹介します。
Microsoft Edgeは、Windowsに標準搭載されている高性能なブラウザですが、他のブラウザを使用している場合にEdgeをデフォルトに戻す手順や、その利点について解説します。

Microsoft Edgeの特長と Windows 11での設定手順

Microsoft Edgeは以下のような特長を持っています:

  • 高速な処理能力と軽量設計
  • 強力なセキュリティ機能
  • Windowsシステムとの優れた互換性
  • 豊富な拡張機能のサポート
  • 複数デバイス間でのシームレスな同期機能

Windows 11でMicrosoft Edgeをデフォルトブラウザとして設定するには、以下の手順を実行します:

  1. 設定アプリを起動: スタートメニューから設定アプリを開くか、Windows + I キーを同時押しします。
  2. アプリ設定へ移動: 左側メニューから「アプリ」を選択します。
  3. 既定のアプリを選択: 右側パネルで「既定のアプリ」をクリックします。
  4. Microsoft Edgeを検索: 「アプリケーションの既定値を設定する」の検索欄に「Microsoft Edge」と入力します。
  5. Edge設定ページを開く: 検索結果に表示されたMicrosoft Edgeをクリックして設定ページを開きます。
  6. ファイルタイプとプロトコルを設定: 各ファイルタイプ(.htm、.html)やプロトコル(http、https)に対してMicrosoft Edgeを選択します。
  7. 設定を確認: すべての必要項目でMicrosoft Edgeが選択されていることを確認し、設定アプリを閉じます。

Microsoft Edgeの便利機能の活用

Microsoft Edgeには以下のような便利な機能があります:

  • コレクション機能: ウェブページ、画像、テキストなどを整理して保存できる機能で、リサーチやプロジェクト管理に役立ちます。
  • 垂直タブ: タブを画面左側に縦表示できる機能で、多数のタブを開いている場合に便利です。
  • イマーシブリーダー: ウェブページから余分な要素を除去し、読みやすい形式で表示する機能です。集中して読むのに適しています。
  • パスワードマネージャー: パスワードを安全に保存し、必要時に自動入力できる機能です。

トラブルシューティングとセキュリティ設定

Edgeをデフォルトブラウザに設定しても正常に機能しない場合は、以下の対処法を試してみてください:

  1. Edgeを最新版に更新: 古いバージョンでは問題が発生する可能性があります。
  2. Windows Update を実行: システムの更新でブラウザの設定問題が解決することがあります。
  3. 他のブラウザを一時的に削除: 競合を避けるため、他のブラウザを一時的にアンインストールしてみましょう。
  4. クリーンブートで起動: サードパーティソフトウェアとの競合を確認するため、クリーンブートでWindowsを起動してみます。
  5. Edgeをリセット: 設定から「設定のリセット」を実行し、初期状態に戻してみてください。

セキュリティとプライバシーの設定も重要です。以下の設定を確認し、必要に応じて調整しましょう:

  • トラッキング防止: 「厳重」に設定することで、オンラインでのトラッキングを最小限に抑えられます。
  • パスワードの保存: 安全な方法でパスワードを保存し、可能であれば二要素認証を有効にすることをお勧めします。
  • 同期設定: 複数デバイスでEdgeを使用する場合、同期設定を確認し、必要な情報のみを同期するよう設定します。
  • 拡張機能の管理: 信頼できる拡張機能のみをインストールし、定期的に不要な拡張機能を削除するようにしましょう。

まとめ

Windows 11では、簡単にMicrosoft Edgeをデフォルトブラウザに設定することができます。設定アプリから既定のアプリ設定を開き、各ファイルタイプとプロトコルに対してEdgeを選択します。

また、Edgeの便利な機能の使用や、セキュリティとプライバシーの設定を適切に行うことで、より快適で安全なブラウジングを行うことができます。問題が発生した場合は、記載したトラブルシューティングの手順を試してみてください。