今回は、Windows 11で海外の時間（時刻）を確認する方法を紹介します。
グローバル化が進む現代社会では、異なるタイムゾーンにいる人達とコミュニケーションを取る機会が増えています。Windows 11には、この課題を解決するための便利な機能が搭載されています。
Windows 11で追加の時計を設定する方法
Windows 11では、タスクバーの時計に最大2つの追加時計を表示できます。これにより、異なるタイムゾーンの時間を一目で確認することができます。
設定手順
- スタートメニューを開き、「設定」を選択します。
- 「時刻と言語」をクリックします。
- 「日付と時刻」を選択します。
- 画面を下にスクロールし、「その他の時計」をクリックします。
- 「日付と時刻」画面が開くので、「追加の時計」タブの「この時計を表示する」にチェックボックスをオンにします。
- ドロップダウンメニューから目的のタイムゾーンを選択します。
- 表示名を入力します（例：「東京」や「ニューヨーク」など）。
- 必要に応じて、2つ目の時計も同様に設定します。
- 「適用」をクリックし、「OK」を選択して設定を保存します。
これらの手順を完了すると、タスクバーの時計をクリックしたときに、設定した追加の時計が表示されるようになります。
追加の時計機能の活用方法
1. 国際会議のスケジューリング
海外のクライアントや同僚との会議を設定する際、追加の時計機能を使えば、相手の現地時間を即座に確認できます。これにより、時差による誤解を防ぎ、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
2. 海外の家族や友人との連絡
異なるタイムゾーンに住む家族や友人と連絡を取る際、相手の現地時間を確認することで、適切なタイミングでコンタクトを取ることができます。
3. グローバルイベントの時間確認
世界中で行われるスポーツイベントや配信イベントの開始時間を、自国の時間と同時に確認できます。
2024年の夏時間に関する注意点
多くの国では夏時間を採用しており、年に2回時計の調整が行われます。2024年の夏時間の変更日は以下の通りです：
- 欧州連合（EU）諸国：3月31日に開始、10月27日に終了
- 米国：3月10日に開始、11月3日に終了
Windows 11は通常、これらの変更を自動的に反映しますが、正確な時間が表示されているか確認することをお勧めします。
まとめ
Windows 11の追加の時計機能を活用することで、グローバルなコミュニケーションがより円滑になります。この設定により、時差を意識することなく、世界中の人々とつながることができます。