【Gmail】パソコンで送信したメールを取り消す方法

パソコン(デスクトップ)のWeb版Gmail(ジーメール)では、事前に設定をしておけば、相手に送信したメールを取り消すことができます。

今回は、このパソコンで送信したメールを取り消す方法を紹介します。

パソコンで送信したメールを取り消す方法

※ここでは、Windows10パソコンのChromeブラウザ(バージョン: 67.0.3396.62(Official Build))で、Web版Gmailにアクセスします。

送信取り消し機能を有効にする

1.Gmailにアクセスします。
※Gmailには、Googleアカウントでログインしてください。

2.「受信トレイ」ページが開くので、画面右上の「歯車(設定)」アイコンをマウスで左クリックします。
Web版Gmail_受信トレイ_2018-06-03_2

3.プルダウンでメニューが開くので、「設定」をクリックします。
Web版Gmail_受信トレイ_設定_プルダウンメニュー_2018-06-03

4.「設定」ページの「全般」タブが開くので、「送信取り消し:」項目の「送信取り消し機能を有効にする」にチェックを入れます。
Web版Gmail_設定_全般_取り消し機能を有効にする2_2018-06-03

5.「取り消せる時間」の「10 ▼」をクリックします。
プルダウンで秒数一覧が表示されるので、設定したい秒数を選択します。
※ここで選択した秒数が、メールを送信してから取り消しができる猶予の時間になります。
※ここでは「30」をクリックします。
Web版Gmail_設定_送信取り消し_取り消せる時間_2018-06-03

6.「4.」と「5.」の設定を終えたら、画面を下方にスクロールして、「変更を保存」をクリックします。
Web版Gmail_設定_全般_変更を保存_2018-06-03

これで、パソコンのWeb版Gmailからメールを送信すると、「5.」で設定した秒数の間(ここでは「30」秒)は、メールの送信を取り消すことができます。

送信したメールを取り消す

実際にメールを送信して、送信したメールを取り消します。

7.「受信トレイ」ページに戻るので、画面左上にある「作成」をクリックします。

8.「新規メッセージ」画面がポップアップで開くので、「To:」「件名」「本文」をそれぞれ入力し、「送信」をクリックします。
Web版Gmail_作成_新規メッセージ_2018-06-03

9.メールが送信されて、画面上部に「メッセージを送信しました。」と表示されるので、
メールの送信を取り消す場合は、「取り消し」をクリックします。
Web版Gmail_メッセージを送信しました_取り消し_2018-06-03

10.メールの送信が取り消されて、画面上部に「送信を取り消しました。」と表示されます。
また、送信を取り消したメールの作成(編集)画面がポップアップで開きます。
Web版Gmail_メールの送信を取り消しました_2018-06-03

取り消しできる猶予の時間が過ぎると

11.メールが送信されて、画面上部の「取り消し」をクリックせずに、「5.」で設定した秒数(ここでは「30」秒)が過ぎると、「取り消し」の表示が消えます。
※「取り消し」の表示が消えると、メールの送信を取り消すことができなくなるので、ご注意ください。
Web版Gmail_メール送信取り消し猶予の時間経過後_2018-06-03

補足

このGmaiの「送信取り消し機能」の仕組みは、LINEのように送信した後のメールを取り消すのではなく、メールの「送信」をクリックした後、「5.」で設定をした秒数の間は、実際にはメールを送信せずに、送信するのを待機しているのだと思われます。
「5.」で設定をした秒数を過ぎると、実際にメールを送信するため、取り消せなくなるのだと思われます。

また、この「送信取り消し機能」は、パソコンのWeb版Gmailでメールを送信したときのみ、「取り消す」ことができます(2018年6月3日現在)。

スマホやタブレットのWeb版GmailやGmailアプリでは「取り消す」ことができないため、ご注意ください。

スマホやタブレットの「Inbox」アプリを使うと、スマホやタブレットでも「送信取り消し機能」が使えます。
そのやり方については、下記の記事を参照ください。

【Gmail】スマホで送信したメールを取り消す方法【Inbox】
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