【Windows11】ファイル名を一括変更して写真や資料を整理する方法

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今回は、Windows11でファイル名を一括変更して写真や資料を整理する方法を紹介します。

※WindowsはUpdateにより設定項目等が変わることがあるため、記事中のUI名や操作手順等がユーザー様のWindows環境とは一部異なる場合があります。

Windows11でファイル名を一括変更する場面

写真、PDF、スクリーンショット、仕事の資料などが増えると、ファイル名がばらばらになりやすくなります。たとえば「IMG_0001」「スクリーンショット 2026-09-01」「新規 Microsoft Word 文書」のような名前が混在していると、後から探すときに時間がかかります。
Windows11では、エクスプローラーだけでも複数のファイル名をまとめて変更できます。専用アプリを使わなくても、同じテーマのファイルに連番を付けたり、資料名をそろえたりできます。
一括変更は、保存場所を整理する前に行うと作業しやすくなります。先に名前をそろえておくと、日付順、種類順、名前順で並べたときの確認が楽になります。

エクスプローラーでまとめて名前を変える基本手順

Windows11の標準機能で一括変更する場合は、対象のファイルを選んで名前を入力するだけです。もっとも簡単な方法なので、写真や資料をまとめて整理したいときに向いています。

  1. エクスプローラーで対象のフォルダーを開く
  2. 名前を変更したいファイルを複数選択する
  3. 右クリックして「名前の変更」を選ぶ
  4. 共通で使いたい名前を入力する
  5. Enterキーを押して確定する

この方法で変更すると、Windows11が自動で連番を付けます。たとえば「旅行写真」と入力すると、「旅行写真」「旅行写真 (1)」「旅行写真 (2)」のように並びます。
ファイルを複数選択するときは、Ctrlキーを押しながら個別にクリックする方法と、Shiftキーを押しながら範囲選択する方法があります。連続したファイルをまとめるならShiftキー、離れたファイルだけ選ぶならCtrlキーを使うと操作しやすくなります。

変更前に並び順を整える

一括変更では、選択したファイルの並び順が連番の付き方に影響します。写真を撮影順に並べたいのに名前順で選択してしまうと、期待した順番にならないことがあります。

写真は撮影日時で並べる

スマートフォンやデジタルカメラの写真を整理するときは、エクスプローラーの表示を「詳細」に切り替え、「撮影日時」や「更新日時」で並べ替えると扱いやすくなります。列が表示されていない場合は、見出し行を右クリックして必要な項目を追加できます。
撮影日時で並べたあとに全選択し、共通名を入力すると、時系列に近い連番を付けられます。イベント、旅行、作業記録など、流れを残したい写真に向いています。

資料は用途別に並べる

仕事や学習用の資料は、名前だけでなく種類や更新日時で並べると確認しやすくなります。PDF、Word、Excelなどが混在している場合は、拡張子を表示しておくと誤操作を減らせます。
拡張子を表示するには、エクスプローラー上部の「表示」から「表示」へ進み、「ファイル名拡張子」を有効にします。これにより、同じ名前でもPDFなのか画像なのかを確認しながら作業できます。

使いやすいファイル名の付け方

ファイル名は、後から検索しやすい形にしておくことが大切です。Windows11の検索機能はファイル名に含まれる言葉を手がかりにできるため、内容が分かる単語を入れておくと探しやすくなります。

日付を先頭に入れる

日付を入れる場合は、先頭に「2026-09-01」のような形式で付けると名前順で並べたときに時系列になります。「9月1日」や「2026年9月1日」でも意味は通じますが、桁がそろわないと並び順が乱れやすくなります。
おすすめの形は次のようなものです。

  • 2026-09-01_会議メモ
  • 2026-09-01_請求書確認
  • 2026-09-01_旅行写真

日付、内容、補足の順にしておくと、フォルダー内で見つけやすくなります。

共通名は短くする

一括変更で入力する共通名は、長すぎないほうが扱いやすくなります。長い説明を入れると、エクスプローラーの表示幅に収まりにくく、似た名前が並んだときに違いが分かりにくくなります。
「会議資料」「旅行写真」「領収書」「作業メモ」のように、用途が分かる短い言葉を中心にすると管理しやすくなります。必要な補足はフォルダー名に入れる方法もあります。

失敗しにくい一括変更のコツ

一括変更は便利ですが、対象を間違えると直す手間が増えます。作業前にいくつか確認しておくと、やり直しを減らせます。

作業用フォルダーにコピーしてから変更する

大事な写真や仕事の資料を扱う場合は、いきなり元ファイルを変更せず、作業用フォルダーへコピーしてから名前を変えると安心です。変更後の名前を確認し、問題がなければ元の保存場所へ戻します。
特に共有フォルダーやOneDrive内のファイルは、名前を変えると他の端末にも反映されることがあります。同期中のファイルを扱うときは、対象が合っているか確認してから進めます。

拡張子は変更しない

ファイル名を変更するときに、拡張子まで書き換えるとファイルが開けなくなることがあります。たとえば「.jpg」「.pdf」「.docx」などは、ファイルの種類を示す部分です。
Windows11で拡張子を表示している場合は、名前変更時に拡張子を消さないようにします。拡張子を変更する必要がないときは、ドット以降をそのまま残すのが基本です。

より細かく変更したいときの方法

エクスプローラーの一括変更は手軽ですが、日付や連番の位置を細かく指定したい場合は限界があります。その場合は、PowerToysのPowerRenameを使う方法があります。
PowerRenameは、Microsoft PowerToysに含まれる名前変更ツールです。複数ファイルの文字を置き換えたり、プレビューを見ながら変更内容を確認したりできます。

PowerRenameが向いている作業

次のような作業では、PowerRenameを使うと管理しやすくなります。

  • ファイル名に含まれる同じ文字だけを置き換えたい
  • 余分な文字列をまとめて削除したい
  • 変更後の名前を確認してから実行したい
  • 連番ではなく、既存の名前を生かして整えたい

たとえば「スクリーンショット」という文字を「画面メモ」に置き換えたい場合、PowerRenameなら対象部分だけを指定して変更できます。元の日時や番号を残したいときにも便利です。

検索しやすいフォルダー整理と組み合わせる

ファイル名だけを整えても、保存場所がばらばらだと探しにくさは残ります。一括変更とあわせて、フォルダー名も整理すると管理しやすくなります。
おすすめは、用途ごとに上位フォルダーを分ける方法です。

  • 写真
  • 仕事
  • 学習
  • 領収書
  • 一時保存

一時保存フォルダーを作っておくと、ダウンロードしたファイルや未整理の資料を置く場所が決まります。週に一度など、自分の作業ペースに合わせて名前を整え、必要なフォルダーへ移動すると散らかりにくくなります。

変更後に確認したいポイント

名前を変更したあとは、ファイルが正しく開けるか、順番が合っているかを確認します。特に写真やPDFをまとめて変更したときは、いくつか開いて中身を見ておくと安心です。
確認するポイントは次の通りです。

  • 連番の順番が意図した並びになっている
  • 拡張子が消えていない
  • 同じ名前のファイルが混ざっていない
  • 検索したいキーワードがファイル名に入っている
  • OneDriveや共有フォルダーで同期エラーが出ていない

もし変更直後に間違いに気付いた場合は、Ctrlキーを押しながらZキーを押すと元に戻せることがあります。エクスプローラーを閉じる前に確認しておくと、やり直しやすくなります。

まとめ

Windows11では、エクスプローラーだけでもファイル名を一括変更できます。複数ファイルを選び、共通名を入力するだけで連番付きの名前にできるため、写真や資料の整理に役立ちます。
作業前には、並び順、拡張子、対象ファイルを確認しておくことが大切です。日付や用途をファイル名に入れると、後から検索しやすくなります。
より細かく文字を置き換えたい場合は、PowerToysのPowerRenameも選択肢になります。標準機能と補助ツールを使い分けることで、Windows11のファイル整理を無理なく続けられます。