今回は、Windows 11で最近開いた項目や最近使用したファイルを非表示にする方法を紹介します。
プライバシーを重視する方や、他人と共有するPCを使用している方にとって、この設定は非常に重要です。
最近使用したファイルが表示される場所
Windows 11では、以下の場所で最近使用したファイルが表示されます：
- スタートメニューの「おすすめ」セクション
- エクスプローラーのクイックアクセス
- タスクバーのアプリを右クリックした際のジャンプリスト
これらの場所に表示される最近使用したファイルを非表示にする方法を順番に説明していきます。
スタートメニューの「おすすめ」を非表示にする
1. 設定を開く
スタートメニューから「設定」アプリを開きます。
2. 個人用設定を選択
左側のメニューから「個人用設定」を選択し、右側の一覧から「スタート」をクリックします。
3. 最近開いた項目を非表示に設定
「レイアウト」セクションにある「最近開いた項目をスタート、ジャンプリスト、ファイルエクスプローラーに表示する」のスイッチをオフにします。
エクスプローラーのクイックアクセスを非表示にする
1. エクスプローラーを開く
タスクバーのエクスプローラーアイコンをクリックします。
2. フォルダーオプションを開く
エクスプローラーの右上にある「…」（もっと見る）ボタンをクリックし、「オプション」を選択します。
3. プライバシー設定を変更
「全般」タブの「プライバシー」セクションで、以下のチェックボックスを外します：
- 最近使用したファイルを表示する
- 頻繁に使用されるフォルダーを表示する
4. 履歴を消去
同じセクションにある「消去」ボタンをクリックして、エクスプローラーの履歴を削除します。
タスクバーのジャンプリストを非表示にする
タスクバーのジャンプリストは、スタートメニューの設定で既に非表示にしています。追加の設定は不要です。
注意点
- これらの設定を変更すると、最近使用したファイルや頻繁に使用するフォルダーへの素早いアクセスが難しくなる可能性があります。
- 設定を変更しても、過去の履歴は自動的には削除されません。必要に応じて手動で履歴を消去してください。
- これらの設定は、Windows 11の将来のアップデートで変更される可能性があります。
まとめ
Windows 11で最近使用したファイルを非表示にする方法を紹介しました。プライバシーを重視する方や、共有PCを使用する方にとって有用な設定です。ただし、利便性とプライバシーのバランスを考慮し、自分のニーズに合わせて適切に設定することが重要です。
これらの設定はいつでも元に戻すことができるので、必要に応じて、設定を調整してみてください。