【Windows 11】画面の向きの変更と回転ロックの使い方

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今回は、Windows 11で画面の向きを変更する方法と、タブレットや2in1パソコンで役立つ回転ロックの使い方、画面が横倒しや逆さまになったときの戻し方を紹介します。

※WindowsはUpdateにより設定項目等が変わることがあるため、記事中のUI名や操作手順等がユーザー様のWindows環境とは一部異なる場合があります。

Windows 11の「画面の向き」でできること

Windows 11では、ディスプレイごとに表示の向きを切り替えられます。選べる向きは次の4種類です。

  • 横:一般的な横長の表示です。通常はこの設定になっています。
  • 縦:画面を90度回転させた縦長の表示です。
  • 横(反対向き):横長のまま上下を逆にした表示です。
  • 縦(反対向き):縦長の表示を上下逆にしたものです。

縦向きの表示は、長いWebページや文書、プログラムのソースコードを読むときに便利です。一度に表示できる行数が増えるため、スクロールの回数を減らせます。モニターアームや回転できるスタンドを使っている場合は、サブモニターを縦置きにして資料表示専用にするといった使い方もできます。

設定アプリから画面の向きを変更する手順

画面の向きは、設定アプリの「ディスプレイ」から変更します。

  1. Windowsキー+Iを押して設定アプリを開きます。
  2. 「システム」→「ディスプレイ」を選びます。
  3. 複数のモニターを接続している場合は、画面上部の図から変更したいディスプレイを選びます。
  4. 「拡大縮小とレイアウト」の欄にある「画面の向き」の一覧から、希望する向きを選びます。
  5. 確認のメッセージが表示されたら、「変更の維持」を選びます。

デスクトップの何もない場所を右クリックし、「ディスプレイ設定」を選んでも同じ画面を開けます。

確認メッセージは「元に戻す」ための安全装置

向きを変更すると、変更を維持するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。ここで何も操作しないと、しばらくすると自動的に元の向きへ戻ります。マウスの動きと画面の向きが合わず操作しづらくなったときは、そのまま待つのが確実な戻し方です。慌ててクリックを繰り返すより、落ち着いて数秒待ちましょう。

外付けモニターは本体も回転させる

外付けモニターの表示を縦向きにした場合は、モニター本体も物理的に90度回転させる必要があります。回転に対応したスタンドやモニターアームがあるかを事前に確認しておきましょう。回転させる向き(右回り・左回り)によって「縦」と「縦(反対向き)」のどちらが合うかが変わるため、実際に置いてから表示を合わせると迷いません。

回転ロックで画面の自動回転を止める

タブレットや2in1パソコンなど、回転を検知するセンサーを備えた機器では、本体の向きに合わせて画面が自動的に回転します。便利な機能ですが、ソファや布団で横になって使うときなど、意図せず画面が回ってしまうと読みにくくなります。そのようなときに使うのが回転ロックです。回転ロックをオンにすると、その時点の向きで画面が固定されます。

クイック設定から切り替える

  1. タスクバー右端のネットワーク・音量のアイコン部分を選ぶか、Windowsキー+Aを押してクイック設定を開きます。
  2. 「回転ロック」のボタンを押して、オン・オフを切り替えます。

クイック設定に回転ロックのボタンが見当たらない場合は、クイック設定の下部にある鉛筆のアイコンから「追加」を選び、回転ロックを登録できます。

ショートカットキーで切り替える

キーボードが使える状態であれば、Windowsキー+Oで回転ロックを切り替えられます。読書や動画視聴の前にさっと固定したいときに便利です。

設定アプリから切り替える

設定アプリの「システム」→「ディスプレイ」にも「回転ロック」の項目があります。回転に対応した機器でのみ表示される項目なので、一般的なデスクトップパソコンでは表示されません。

回転ロックが選べない・画面の向きを変えられないとき

回転ロックのボタンや「画面の向き」の項目がグレー表示になり、操作できないことがあります。主な原因と対処は次のとおりです。

  • ノートパソコンの形で使っている:360度回転するヒンジを持つ2in1パソコンでは、通常のノートパソコンの形のときは回転機能が無効になり、回転ロックを操作できません。画面を折り返してタブレットやテントの形にすると操作できるようになります。
  • キーボードを接続している:キーボードを着脱できるタイプでは、キーボードを取り付けている間は回転ロックが使えない場合があります。
  • 自動回転が働いている:自動回転が有効な状態では「画面の向き」を手動で変更できないことがあります。いったん回転ロックをオンにしてから、向きを選び直してください。
  • グラフィックスドライバーが古い:表示の向きや解像度がおかしい場合は、「Windows Update」で更新プログラムを確認し、ドライバーを最新の状態にしましょう。

画面が横倒し・逆さまになったときの戻し方

誤操作などで画面が横倒しや逆さまになってしまった場合は、次の方法で元に戻せます。

  1. デスクトップの何もない場所を右クリックし、「ディスプレイ設定」を開きます。
  2. 「画面の向き」で「横」を選びます。
  3. 確認メッセージで「変更の維持」を選びます。

画面が回転していると、マウスを動かす方向とポインターの動く方向が一致せず、操作に戸惑うことがあります。そのようなときは、マウスを少しずつ動かしながらポインターの位置を確かめると落ち着いて操作できます。

また、パソコンによってはCtrl+Alt+矢印キーで画面の向きを切り替えられる場合があります。ただし、これはWindowsの標準機能ではなく、グラフィックスドライバーが提供する機能のため、使えない機種もあります。気付かないうちにこのキーを押して画面が回ってしまうこともあるので、Ctrl+Alt+上矢印キーで戻るかどうかを試してみるとよいでしょう。

画面の向きを使いこなすためのTips

  • 縦置きモニターは文字中心の作業に使う:文書作成、Webページの閲覧、チャットツールの表示など、縦に長いコンテンツと相性がよい使い方です。
  • 縦向きにしたら拡大縮小も見直す:縦向きでは横幅が狭くなるため、「拡大縮小」の値を調整すると文字の大きさと表示量のバランスを取りやすくなります。
  • タブレットで電子書籍を読むときは回転ロックを活用する:好みの向きで固定しておけば、姿勢を変えても画面が回らず落ち着いて読めます。
  • プレゼンや共有の前に向きを確認する:プロジェクターや大型モニターにつなぐ前に、表示の向きが「横」になっているかを確かめておくと安心です。

まとめ

Windows 11では、設定アプリの「システム」→「ディスプレイ」→「画面の向き」から、ディスプレイごとに表示の向きを変更できます。外付けモニターを縦置きにすれば、文書やWebページを効率よく閲覧できます。タブレットや2in1パソコンでは、クイック設定やWindowsキー+Oで回転ロックを切り替えることで、意図しない自動回転を防げます。回転ロックが選べないときは本体の形やキーボードの接続状態を確認し、画面が回ってしまったときは「画面の向き」を「横」に戻しましょう。使い方に合わせて向きを調整すれば、作業や閲覧がより快適になります。