【Windows11】ディスプレイの解像度や文字の大きさを変更して画面を見やすくする方法

この記事は約4分で読めます。

今回は、Windows11のディスプレイ設定で「解像度」を変更し、画面に表示される文字やアイコンの大きさ、作業スペースの広さを自分好みに調整する方法を紹介します。

ディスプレイの解像度とは

パソコンの画面は、非常に小さな光の点(ピクセル)がたくさん集まって作られています。
この光の点が、画面の中に縦と横にどれだけ敷き詰められているかを表す数値が「解像度」です。
たとえば「1920×1080」という解像度であれば、横に1920個、縦に1080個の点が並んでいることを意味します。

解像度が高い(数値が大きい)場合

画面の中にたくさんの点を詰め込めるため、より高精細できれいな映像を表示できます。
また、一つのアイコンや文字を形作るのに必要な面積が相対的に小さくなるため、画面全体の作業スペース(デスクトップの広さ)が広く感じられます。
複数のウィンドウを並べて作業したいときに便利ですが、その分、文字やアイコンが小さく表示されるため、少し見えにくく感じることもあります。

解像度が低い(数値が小さい)場合

画面の中の点の数が減るため、一つひとつの点が大きく表示されます。
結果として、文字やアイコンが拡大されたように大きく表示され、視認性が上がります。
ただし、画面の中に置ける情報の量が減ってしまうため、一度に表示できるウィンドウの数が少なくなり、ウェブページなども頻繁にスクロールする必要が出てきます。

解像度を変更する手順

お使いのパソコンのモニターに合わせて、使いやすい解像度に変更する操作方法を解説します。

設定画面からのアクセス

  • デスクトップ画面の何もないところ(アイコンがない場所)を右クリックします。
  • 表示されたメニューの中からディスプレイ設定をクリックします。
  • 設定アプリが開き、システム>ディスプレイの画面が表示されます。

解像度を選択する

  • 画面を少し下にスクロールし、「拡大縮小とレイアウト」というセクションを見つけます。
  • その中にあるディスプレイの解像度という項目の右側をクリックして、メニューを開きます。
  • お使いのモニターが対応している解像度の数値が一覧で表示されます。(推奨)と書かれているものが、そのモニター本来の性能を最も活かせる数値です。
  • 一覧の中から、試してみたい解像度の数値をクリックします。

変更の確認と適用

数値を選択した瞬間、画面が一度真っ暗になり、新しい解像度で表示が切り替わります。

  • 「ディスプレイの設定を維持しますか?」という確認のメッセージが青い背景で表示されます。
  • 画面の映り具合や文字の大きさに問題がなければ、15秒以内に変更の維持ボタンをクリックします。
  • もし画面が乱れてしまったり、文字が小さすぎて見えなかったりした場合は、元に戻すボタンをクリックするか、そのまま15秒間何もせずに待つと、安全のために前の解像度に自動で戻ります。

拡大縮小(スケーリング)機能の活用

解像度を下げて文字を大きくすると、画像が少しぼやけて見えてしまう(画質が落ちる)ことがあります。
そのような画質の低下を防ぎつつ、文字やアイコンだけを読みやすい大きさに拡大したいときに役立つのが「拡大縮小(スケーリング)」機能です。

スケーリング機能の設定方法

解像度はモニターの(推奨)設定のままにしておき、表示の倍率だけを変更します。

  • 先ほどと同じように、デスクトップを右クリックしてディスプレイ設定を開きます。
  • 「ディスプレイの解像度」のすぐ上にある拡大/縮小という項目の右側をクリックします。
  • 「100%」「125%」「150%」といった倍率のリストが表示されるので、好みの倍率を選びます。

100%から125%に変更するだけでも、文字やアイコンが一回り大きくなり、高画質を保ったまま目の負担を和らげることができます。
最近の高解像度なノートパソコンでは、最初から150%などに設定されていることも多いため、逆にもう少し作業スペースを広げたいという場合は、この倍率を100%に下げることで画面を広く使えるようになります。

また、拡大/縮小項目をクリックすると、カスタムスケーリングが開くので、100~500の範囲で数値を入力して、任意の倍率を指定することができます。

※なお、画面の倍率を変えると、アプリによってはメニュー項目等の文字がうまくスケーリングされなかったりすることがあります。その際に、148や152など切りの悪い数字を指定すると、アプリのスケーリングが正しく適用されることがあります。

マルチモニター利用時のポイント

二つの画面(モニター)をつないで使っている場合は、画面ごとに別々の解像度やスケーリングを設定できます。
ディスプレイ設定の画面の一番上に表示されている「1」と「2」の四角い図形のうち、設定を変えたい方のモニターをクリックして選択してから、解像度や拡大縮小の数値を調整します。
たとえば、メインの大きなモニターは広く使い、サブの小さなモニターは文字を拡大して読みやすくするといった工夫ができます。

まとめ

Windows11のディスプレイ設定における解像度や拡大縮小の調整は、日々のパソコン作業の快適さに直結する重要な要素です。
解像度を変更して画面の広さと文字の大きさのバランスを探ることもできますが、画質をきれいに保ちたい場合は、解像度を「推奨」にしたまま「拡大/縮小(スケーリング)」の倍率を変える方法がよりおすすめです。
文字が小さくて読みづらいと感じている方や、逆に画面が狭くて複数のアプリを開きにくいと感じている方は、デスクトップの右クリックから設定画面を開き、自分にとって一番見やすく作業しやすい倍率を探してみてください。