今回は、Windows 11のエクスプローラーでF1キーを押した際にヘルプ(Edgeブラウザ)が勝手に開かないようにするための方法を紹介します。
Microsoft PowerToysを使用して無効化する
Microsoftが公式に提供しているユーティリティツール「Microsoft PowerToys」を使用すると、ヘルプが開かないようにすることができます。
PowerToysに含まれる「Keyboard Manager」という機能を使えば、システムファイルを書き換えたり、危険なレジストリ操作を行ったりすることなく、F1キーを無効にする」という設定ができます。
※ただし、エクスプローラーを開いているとき以外も、F1キーが機能しなくなります。
手順1:Microsoft PowerToysのインストール
PowerToysは、以下の手順でインストールしてください。
- Microsoft Storeを開きます(スタートメニューで「Store」と検索すると見つかります)。
- 検索バーに「Microsoft PowerToys」と入力して検索します。
- 「インストール」ボタンをクリックして、アプリをインストールします。
※GitHubからもダウンロード可能ですが、Microsoft Store経由の方がアップデート管理が簡単なのでおすすめです。
手順2:Keyboard Managerの設定
インストールが完了したら、以下の手順でキーの割り当てを変更します。
- スタートメニューから「PowerToys」を起動します。
- 左側のメニューから「入出力」-「Keyboard Manager」を選択します。
- 「Keyboard Manager」を「オン」にします。
- 「キーの再マップ」(または「キーの再割り当て」)をクリックします。
手順3:F1を無効化する
F1キーを無効にします。
- 「キーの再マップ」画面が開いたら、「+ キーの再マップの追加」ボタンをクリックします。
- 「選択してください:」の列にある「選択」ボタンをクリックし、キーボードの「F1」キーを押して「OK」をクリックします(またはドロップダウンリストから「F1」を選択)。
- 「送信:」の列で、「キー/ショートカットの送信」にして、その下のドロップダウンリストから「Disable」(または「無効」)を選択します(キーボードの「DI」を押すと表示されます)。
- 右上の「OK」をクリックします。
- 「次のキーには割り当てがありません」といった警告が表示される場合がありますが、無効化することが目的なので「そのまま続行する」を選択します。
これで設定は完了です。F1キーを押しても何も起きなければ成功です。
補足:エクスプローラーのその他の「不要な表示」を整理する
F1キーのヘルプ以外にも、Windows 11のエクスプローラーには「おせっかい」と感じられる機能がいくつか存在します。これらも合わせて設定を見直すことで、より快適な作業環境を構築できます。
1. 同期プロバイダーの通知(広告)をオフにする
エクスプローラー上に、OneDriveやOffice製品の広告のような通知が表示されることがあります。これを非表示にします。
- エクスプローラー上部のツールバーにある「…(もっと見る)」をクリックし、「オプション」を選択します。
- 「表示」タブをクリックします。
- 「詳細設定」のリストをスクロールし、「同期プロバイダーの通知を表示する」のチェックを外します。
- 「適用」をクリックします。
2. 「最近使用したファイル」を非表示にする
クイックアクセスやホーム画面に、最近開いたファイルが表示されるのが煩わしい場合の設定です。
- 同じく「フォルダー オプション」の「全般」タブを開きます。
- 「プライバシー」セクションにある以下のチェックを外します。
- 「最近使用したファイルを表示する」
- 「頻繁に使用されるフォルダーを表示する」
- 「Office.com のファイルを表示する」(必要な場合)
- 「消去」ボタンを押すと、現在の履歴も削除されます。
3. 常に「PC」を開くようにする
エクスプローラーを開いた際、デフォルトでは「ホーム」が表示されますが、ドライブ一覧が表示される「PC」の方が使いやすい場合があります。
- 「フォルダー オプション」の「全般」タブの一番上、「エクスプローラーで開く:」のプルダウンメニューを「ホーム」から「PC」に変更します。
まとめ
Windows 11のエクスプローラーでF1キーを押した際にヘルプ(Edge)が開いてしまう問題は、作業の集中力を削ぐ要因です。
今回紹介したMicrosoft PowerToysを使用する方法は、システムへの影響が少なく、いつでも簡単に設定をオン・オフすることができます