今回は、Windows 11のMicrosoft Edgeのダウンロード履歴を確認する方法を紹介します。
インターネットを利用していると、さまざまなファイルをダウンロードする機会が多くあります。
以前ダウンロードしたファイルを探したい場合や、何をダウンロードしたか確認したい場合に役立つ、Microsoft Edgeのダウンロード履歴の確認方法を解説します。
Microsoft Edgeでダウンロード履歴を確認する方法
Windows 11のMicrosoft Edgeでは、ダウンロード履歴を簡単に確認することができます。ダウンロード履歴を見るには、主に2つの方法があります。
方法1:メニューからダウンロード履歴を確認する
最も一般的な方法は、Microsoft Edgeのメニューからダウンロード履歴にアクセスする方法です。
- Microsoft Edgeを起動します。
- 画面右上にある「設定とその他」(…)アイコンをクリックします。
- 表示されたメニューから「ダウンロード」を右クリックします。
- 表示されたメニューから「[ダウンロード]ページを開く」をクリックします。
- ダウンロード履歴の一覧が表示されます。
この方法で表示されるダウンロード履歴には、ファイル名、ダウンロード日時、ダウンロード元のURLなどの情報が含まれています。また、ダウンロードしたファイルを直接開くこともできます。
方法2:ツールバーにダウンロードボタンを表示して確認する
頻繁にダウンロード履歴を確認する場合は、ツールバーにダウンロードボタンを常に表示しておくと便利です。
- Microsoft Edgeを起動します。
- 画面右上の「設定とその他」(…)アイコンをクリックします。
- メニュー内の「ダウンロード」を右クリックします。
- 表示されたメニューから「ツールバーに表示する」を選択します。
これで、Microsoft Edgeのツールバーにダウンロードアイコンが表示されるようになります。今後はこのアイコンをクリックするだけで、いつでもダウンロード履歴を確認できるようになります。
ダウンロード履歴でできること
Microsoft Edgeのダウンロード履歴では、以下のような操作が可能です。
ダウンロードしたファイルを開く
ダウンロード履歴からファイル名をクリックするか、「ファイルを開く」を選択すると、ダウンロードしたファイルを直接開くことができます。
ダウンロードフォルダを開く
ダウンロード履歴の「フォルダーに表示」をクリックすると、ダウンロードしたファイルが保存されているフォルダが開きます。これにより、ファイルの移動やコピーなどの操作が簡単に行えます。
ダウンロード履歴を削除する
不要になったダウンロード履歴は削除することができます。履歴の右側にある「×」アイコンをクリックすると、個別の履歴を削除できます。また、「ごみ箱」アイコンをクリックすると、すべてのダウンロード履歴をまとめて削除することも可能です。
なお、ダウンロード履歴を削除しても、実際にダウンロードしたファイル自体は削除されません。ファイルはダウンロードフォルダに残ったままになります。
ダウンロード履歴の検索機能
Microsoft Edgeのダウンロード履歴が多い場合は、検索機能を使うと便利です。
- ダウンロード履歴画面を開きます。
- ダウンロード履歴ウィンドウ上部にある検索アイコンをクリックします。
- 検索ボックスにファイル名やキーワードを入力します。
- 入力したキーワードに一致するダウンロード履歴が表示されます。
この検索機能を使うことで、大量のダウンロード履歴の中から特定のファイルを素早く見つけることができます。
ダウンロードの進捗状況を確認する
Microsoft Edgeでファイルをダウンロードしている最中にも、その進捗状況を確認することができます。
ダウンロードが開始されると、画面右上にダウンロードの進捗状況を示すポップアップが表示されます。このポップアップには、ダウンロード中のファイル名と進行状況を示すインジケーターが表示されます。
また、複数のファイルを同時にダウンロードしている場合は、すべてのダウンロードの進捗状況をまとめて確認することもできます。「ダウンロード」ボタンをクリックすると、現在進行中のすべてのダウンロードと、それぞれの進捗状況が表示されます。
ダウンロードの設定を変更する
Microsoft Edgeでは、ダウンロードに関するさまざまな設定をカスタマイズすることができます。
ダウンロードの保存先フォルダを変更する
- Microsoft Edgeを起動します。
- 画面右上の「設定とその他」(…)アイコンをクリックします。
- メニューから「設定」を選択します。
- 左側のメニューから「ダウンロード」を選択します。
- 「場所」の項目で「変更」ボタンをクリックします。
- ダウンロードしたファイルの保存先を選択し、「フォルダーの選択」をクリックします。
この設定を変更することで、ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに保存することができます。頻繁に特定の種類のファイルをダウンロードする場合は、それに適したフォルダを指定しておくと便利です。
ダウンロード前に保存場所を確認する設定
Microsoft Edgeでは、ファイルをダウンロードする前に毎回保存場所を確認するように設定することもできます。
- 「設定」画面の「ダウンロード」セクションを開きます。
- 「ダウンロードする前に各ファイルの保存先を確認する
」オプションをオンにします。
この設定をオンにすると、ファイルをダウンロードするたびに保存先を選択するダイアログが表示されるようになります。異なる種類のファイルを異なるフォルダに整理したい場合に便利です。
まとめ
当記事では、Windows 11のMicrosoft Edgeでダウンロードの履歴を確認する方法について紹介しました。Microsoft Edgeでは、メニューから簡単にダウンロード履歴にアクセスできるほか、ツールバーにダウンロードボタンを表示しておくことで、より手軽に履歴を確認することができます。
ダウンロード履歴では、過去にダウンロードしたファイルの一覧を確認できるだけでなく、ファイルを直接開いたり、保存フォルダを表示したりすることも可能です。また、不要になった履歴を削除したり、検索機能を使って特定のファイルを探したりすることもできます。