「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」(NHK W杯)アプリを使うと、NHKが地上波で生中継する32試合の動画をライブ配信で見ることができます。
また、全64試合の動画を見逃し視聴することも可能です。
今回は、この「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」アプリで試合の動画を見る方法と、各種設定方法を紹介します。
アプリをインストールする
まず、スマホやタブレットに「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」アプリをインストールします。
iOS版(iPhoneやiPad用)アプリ
Android版アプリ
「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」アプリで試合の動画を見る方法+各種設定方法
※ここでは、Android版の「NHK 2018 FIFA ワールドカップ」(NHK W杯)アプリ(バージョン 1.0)を使用します。
1.アプリを起動すると、「利用規約」画面が開くので、内容を読み、画面右下の「同意する」をタップします。
※ユーザー登録やログインは必要ありません。
「ホーム」から見る
2.「ホーム」画面が開き、一番上に「本日の対戦」項目が表示されます。
※画面を左右にスクロールすると、他の「本日の対戦」が表示されます。
3.「2.」の画面で、「試合情報」枠をタップすると、その試合のデータ画面が開き、「実況」「メンバー」「チームデータ」「ランキング」「マルチアングル」等のデータや試合の動画を見ることができます。
※動画は、試合開始前ならば関連動画、試合中ならばライブ(NHK放送分のみ?)、試合終了後ならば最初から最後までの録画映像(見逃し配信)を見ることができます。
スマホ画面を横向きにすると、全画面表示で動画を見ることができます。
4.「ホーム」画面を下方にスクロールすると、「見逃し」「ハイライト動画」「記者会見」「ストーリー」「ゴール」「関連都市情報」「国のプロフィール」等の動画を見ることができます。
「お気に入り」を登録する
5.画面下の「お気に入り」をタップすると、「お気に入り」画面が開きます。
「お気に入りチームを選ぶ」項目にチーム一覧が表示されるので、お気に入りに登録したいチームをタップします。
※ここでは、「アルゼンチン」をタップします。
6.「5.」でタップしたチーム(ここでは「アルゼンチン」)のデータ画面が開き、画面下の「お気に入り」が「~(チーム)」に変わります。
7.「お気に入り」チームを選択した状態で「ホーム」画面を開くと、画面の一番上に、そのチームのデータが表示されます。
※「お気に入り」を他のチームに変えるには、画面下の「メニュー」-「設定」-「お気に入りチーム」をタップして、他のチームに変更します。
※「お気に入り」をリセットするには、アプリを削除してインストールし直すか、スマホの「アプリケーション情報」画面等で「データ消去」を行います。
「日程」を見る
8.画面下の「日程」をタップすると、「日程」画面の「グループA」タブが開き、「順位表」や試合スケジュールを見ることができます。
画面上部の「グループA」~「グループH」の各タブをタップすると、各グループの日程を見ることができます。
9.「8.」の画面で、画面右上の「1次リーグ ▼」をタップすると、ポップアップでメニューが開きます。
「1次リーグ」「決勝トーナメント」「スタジアム別」をタップすれば、それぞれの日程を見ることができます。
「動画」から見る
10.画面下の「動画」をタップすると、「動画」画面が開き、「ハイライト動画(短)」や「ストーリー」等の動画を見ることができます。
11.「10.」の画面で、画面右上の「最新 ▼」をタップすると、「絞り込み」画面が開きます。
各チームをタップすれば、そのチームに絞り込んだ動画を見ることができます。
「メニュー」から見る
12.画面下の「メニュー」をタップすると、「メニュー」画面が開き、「データ」「チーム」「選手」「グループ順位」「開催都市・スタジアム」等の各種データを見ることができます。
※各データをたどると、それぞれに関連した動画を見ることができます。
13.「12.」の画面で、「設定」をタップすると、「設定」画面が開き、「お気に入りチーム」を設定・変更したり、「通知」を設定することができます。
「通知」を設定する
14.上記「13.」の画面で、「通知をカスタマイズ」をタップします。
15.「通知設定」画面が開くので、「他チーム」項目の「+ チームをさらに選ぶ」をタップします。
16.「チーム選択」画面が開くので、通知を希望するチームをタップして、画面下の「OK」をタップします。
※ここでは、「アルゼンチン」を選択します。
17.「通知選択」画面に戻り、「他チーム」項目に「16.」で選択したチーム(ここでは「アルゼンチン」)が表示されるので、これをタップします。
18.「17.」でタップしたチーム(ここでは「アルゼンチン」)の通知設定画面が開くので、受け取る通知のトグルスイッチを「ON」にします。
「戦術カメラ」で見る
上記「3.」の「試合情報」画面には、「マルチアングル」というタブがあり、その中にある「戦術カメラ」が、ネット上で話題になっています。
19.「ホーム」や他の画面から、「試合情報」枠をタップします。
20.「試合情報」画面の「実況」タブが開くので、画面右端の「マルチアングル」タブをタップします。
21.「マルチアングル」タブが開くので、画面を下方にスクロールして、「戦術カメラ」をタップします。
※他には「ワイヤーカメラ」「4分割A」「4分割B」を選択することができます。
22.動画がフィールド全体を見渡せる俯瞰アングルに変わります。
「戦略」と「戦術」の違い
ところで、みなさんは、「戦略」と「戦術」の違いをご存知でしょうか?
戦略とは、試合(戦い)が始まる前までに、自チームを有利な状況にする方法です。
戦術とは、試合(戦い)が始まってから、相手に勝つ方法です。
サッカーに当てはめると、「戦略」は、試合が始まる前までに、自チームを強くしたり、対戦相手チームのデータを分析して、それに対応するメンバー構成にするといったことです。
「戦術」は、試合が始まってから、どういうふうに攻めたり守ったりするか、といったことです。
「戦術カメラ」は、試合が始まってからの映像を流す(試合開始前の映像も含まれていますが)ので、「戦術」という名前で合っています。
もし、「戦略カメラ」と名前が付いていたら、「戦略」の使い方を間違えている、となるわけです。
「戦略」と「戦術」は相対的なもの
基本的には上記のとおりですが、例えば、優勝候補チームが「決勝戦」を「試合(戦い)」と捉えた場合は、そこに至るまでの「試合」の采配は、すべて「戦略」になります。
あまり強くないチームとの対戦には、主力ではなく2番手の選手を出して、主力選手の疲労を回復させたり、次の試合に負けた方が決勝トーナメントで強豪ではないチームに当たって有利になる、といった場合に、実際に「負け」たりすることは、「戦略」になります(わざと「負け」ていいのかどうかはわかりませんが)。
また、W杯前にやや小さい大会があったとして、その大会に出場するとW杯に万全の体制で挑めないので欠場する、といった場合に、「その大会」を「試合(戦い)」と捉えると、「戦略」も「戦術」もなく「不戦敗」なわけですが、W杯を「試合(戦い)」と捉えると、試合(W杯)が始まる前までに、自チームを有利な状況にする立派な「戦略」になるわけです。