レノボ Windows 11搭載の携帯ゲーミングPC「Legion Go」の最新情報まとめ

レノボが開発中の携帯ゲーミングPC「Legion Go(レギオン ゴー)」について、最新の情報をまとめてみました。

 
 

Legion Goとは?

Legion Goはレノボが開発中の携帯型ゲーミングPCです。Windows 11を搭載し、AMDのPhoenixプロセッサーを採用しています。ディスプレイサイズは8インチで、タッチにも対応していると見られます。

Legion Goの最大の特徴は、コントローラーが分離するニンテンドーSwitchそっくりな機構を備えていることです。ボタン配置もSwitchと似ており、左側はスティックが上、右側は4つのボタンが上となっています。デバイス背面には巨大な通気口と、自立スタンドが備わっています。

Legion Goの性能

Legion Goの性能については、まだ正式な発表はありませんが、Windows Centralが関係筋から入手した情報によると、以下のような仕様になると予想されています。

・プロセッサー:AMD Phoenix(「Ryzen 7040」か「Ryzen Z1 Extreme」?)
・メモリ:不明
・ストレージ:256GB
・ディスプレイ:8インチ(解像度不明)
・OS:Windows 11
・バッテリー:不明

プロセッサーに採用が予想される「Ryzen 7040」シリーズはAMDが2023年1月に発表したノートPC向けAPUで、Zen 4コアとRDNA 3グラフィックスを組み合わせたものです。性能はかなり高いものと期待されています。
同じく「Ryzen Z1」シリーズはAMDが2023年4月に発表した携帯型ゲームPC向けAPUで、Zen 4コアとRDNA 3グラフィックスを組み合わせたものです。性能はRyzen 7040シリーズとほぼ同等のようです。

Legion Goの発売時期と価格

Legion Goの発売時期や価格については一切不明です。レノボはまだこのデバイスに関する公式な発表をしておらず、リークされた画像も試作品の可能性があります。したがって、実際に市場に出るかどうかもわかりません。

しかし、近年携帯型ゲーム機市場が盛り上がっており、Steam DeckやROG Allyなどの競合製品も登場しています。レノボもこの市場に参入する意欲があることは間違いなく、Legion Goはその一環として開発されている可能性が高いです。

レノボは過去にも携帯ゲーム機の開発に手を出しており、2021年のCESではNECと共同でLaVie Miniコンセプトを発表しました。また、過去にはAndroidベースのLegion Playと呼ばれるデバイスを未発表ながら製造していたことも判明しており、今回のLegion Goは同社がゲーム機開発にさらに本気で取り掛かっていることを示唆するものです。

まとめ

レノボが開発中の携帯ゲーミングPC「Legion Go」について紹介しました。Windows 11を搭載し、AMDのPhoenixプロセッサーを採用した高性能な機器で、コントローラーが分離するSwitch風のデザインが特徴です。発売時期や価格は不明ですが、携帯型ゲーム機市場に新たな刺激を与える可能性があります。レノボの今後の動向が注目されます。

 
 
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