今回は、世界スマホ市場の最新動向についてお伝えします。
※情報には誤りがある可能性がありますが、ご了承ください。
世界のスマートフォン売上高は11%減少
韓国通信社Yonhapが報じたところによると、世界スマホ市場は2023年第2四半期に前年同期比で11%減少しました。これは、新型コロナウイルスの感染拡大やチップ不足などによる景気の悪化や消費者需要の低下が影響したものと見られます。
市場シェアでは、サムスンが約5,900万台を販売し、21.4%のシェアを獲得しました。サムスンは、折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」などの新製品を発表し、高級モデルの需要を喚起しました。しかし、インドやラテンアメリカなどの新興市場では、安価な中国製スマホに苦戦したということです。
2位のアップルは約4,800万台を販売し、17.4%のシェアを獲得しました。アップルは、5G対応の「iPhone 14」シリーズが好調に売れたほか、「iPhone SE 3」などの低価格モデルも人気を集めました。しかし、アップルもチップ不足や供給遅延による影響を受けたとされます。
3位のシャオミは約4,000万台を販売し、14.6%のシェアを獲得しました。シャオミは、インドや東南アジアなどの市場で強い存在感を示しました。特にインドでは、「Redmi Note 10」シリーズや「Mi 11」シリーズなどが大ヒットしました。シャオミは、高性能で低価格なスマホを提供することで、多くの消費者から支持されています。
4位のOPPOは約3,200万台を販売し、11.7%のシェアを獲得しました。OPPOは、「Reno6」シリーズや「Find X3」シリーズなどの新製品を投入しました。OPPOもインドや東南アジアで好調でしたが、中国では競争が激化しています。
5位のvivoは約3,100万台を販売し、11.4%のシェアを獲得しました。vivoは、「iQOO 9」や「X70」などの新製品を発表しました。vivoもインドや東南アジアで成長しましたが、中国では厳しい状況にあります。
以上が世界スマホ市場の最新動向です。今後も新型コロナウイルスやチップ不足などの影響が続くと予想されますが、各社は新製品や新技術の開発に力を入れていくようです。
ソース:The Korea Times