サイバーエージェントのゲーム事業が赤字に 「ウマ娘」の勢いも衰える

サイバーエージェントのゲーム事業が赤字に転落したようです。

 
 

サイバーエージェントとは

サイバーエージェントは、インターネット広告やメディア事業を手掛ける大手企業です。特に、動画配信サービスの「AbemaTV」が有名です。

また、ゲーム事業も重要な柱の一つで、「グランブルーファンタジー」や「プリンセスコネクト!Re:Dive」などの人気タイトルを運営しています。

「ウマ娘」の大ヒット

ウマ娘 プリティーダービー」は、Cygamesが開発した育成シミュレーションゲームで、2021年2月24日にリリースされました。アニメや漫画などのメディアミックス展開もされています。ゲームでは、プレイヤーはトレーナーとなってウマ娘たちを育成し、レースで勝利を目指します。ウマ娘たちは、実在の競走馬をモチーフにした個性豊かなキャラクターで、声優陣も豪華です。

このゲームは、リリース直後から大きな話題となりました。App StoreやGoogle Playでのダウンロード数は1,000万件を突破し、売上も100億円を超えました。また、SNSではウマ娘のファンアートや動画が多数投稿され、コスプレやグッズも人気を集めました。ゲーム内では、レースの観戦者数が最大で200万人に達するなど、圧倒的な盛り上がりを見せました。

ゲーム事業が赤字に

しかし、その勢いも長くは続きませんでした。サイバーエージェントは、2023年4~6月期連結決算でゲーム事業が1億円の営業赤字だったことを発表しました。これは、「ウマ娘」の大ヒット以来初めての赤字転落です。

同社は、「ウマ娘」以外のタイトルが不振だったことや、「ウマ娘」自体も成長が鈍化したことを原因として挙げています。

 
 
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