【Windows 11】Windows Updateを一時停止する方法と再開時の注意点

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今回は、Windows 11のWindows Updateを一時停止する方法と、一時停止を上手に使うためのコツを紹介します。

プレゼンの直前や出張先、オンライン会議の最中に、更新プログラムのダウンロードや再起動が始まると作業の流れが止まってしまいます。Windows 11には、更新を一定期間だけ止めておける「更新の一時停止」という機能が用意されています。仕組みと注意点を押さえておけば、安全性を保ちながら作業のタイミングを自分で調整できます。

※WindowsはUpdateにより設定項目等が変わることがあるため、記事中のUI名や操作手順等がユーザー様のWindows環境とは一部異なる場合があります。

Windows Updateの一時停止とは

Windows 11は、セキュリティ修正や不具合の改善を含む更新プログラムを自動で取得し、インストールします。通常はこの自動更新に任せておくのが安心ですが、作業の都合でしばらく待ってほしい場面もあります。そのようなときに使えるのが一時停止機能です。

一時停止中に起きること

一時停止を設定すると、次のような状態になります。

  • 再起動が必要になる可能性のある更新プログラムは、一時停止が終わるまでダウンロードやインストールが行われない
  • 更新を完了させるための自動再起動も、一時停止の期間中は行われない
  • 一時停止を設定した時点で進行中だった更新は、いったんキャンセルされる
  • 期間が終わると、Windowsが最新の更新プログラムを確認し、ダウンロードとインストールを再開する

ここで押さえておきたいのは、一時停止は自動更新を完全にオフにする機能ではないという点です。あくまで「指定した日まで先送りする」ための仕組みなので、期限が来れば更新は自動で再開されます。

停止できる期間の上限

一時停止できるのは、今日の日付から最長35日先までです。日付を選ぶカレンダーには、この範囲内の日付だけが選択肢として表示されるため、35日を超える日付を選ぶことはできません。

Windows Updateを一時停止する手順

一時停止の操作は、設定アプリのWindows Updateの画面から行います。

  1. スタートボタンを選択し、「設定」を開く
  2. 左側のメニューから「Windows Update」を選択する
  3. 「更新の一時停止」の項目にある「日付を選択」をクリックする
  4. 表示されたカレンダーから、更新を再開したい日付を選ぶ

設定が終わると、Windows Updateの画面に一時停止中であることと、再開される日付が表示されます。設定後に画面の表示を確認しておくと、意図した日付になっているかをその場でチェックできます。

一時停止の期間を延長する方法

予定より作業が長引き、もう少し更新を待ちたい場合は、一時停止を延長できます。

  1. 「設定」から「Windows Update」を開く
  2. 「更新の一時停止」のカレンダーで、新しい終了日を選択する

延長するときは、新しい終了日も「今日から最大35日」の範囲で決まる点に注意が必要です。以前の一時停止で残っていた日数が上乗せされるわけではありません。延長を繰り返すことはできますが、毎回この35日以内の制限に従います。

手動で更新を再開する方法

一時停止の期限を待たずに、いつでも手動で更新を再開できます。Windows Updateの画面に表示される「更新の再開」を選ぶと、Windowsが更新プログラムを確認し、利用できる最新のものをダウンロードしてインストールします。作業が早めに片付いた日は、こちらから再開しておくと安心です。

一時停止を上手に使うためのTips

一時停止は便利な反面、使い方によっては更新が遅れたままになってしまいます。日常の運用に取り入れるときのコツをまとめます。

大事な予定の数日前に設定しておく

発表や締め切りが決まっている場合は、その数日前に一時停止を設定し、終了日を予定の翌日あたりに合わせておくのがおすすめです。予定の当日に更新が始まる心配がなくなり、終わったあとは自然に更新が再開されます。

一時停止の前に更新を済ませておく

一時停止を設定すると、進行中だった更新はキャンセルされます。時間に余裕があるなら、先に「更新プログラムのチェック」を実行して、適用できるものをインストールしてから一時停止すると、最新に近い状態で作業期間に入れます。再起動が必要な更新も、このタイミングで済ませておくと後が楽です。

再開日をカレンダーやメモに残しておく

一時停止を延長し続けると、更新が長く適用されない状態になりがちです。再開日を予定表アプリや付箋に書いておくと、更新を後回しにしすぎることを防げます。セキュリティ修正が含まれる更新もあるため、一時停止は「必要な期間だけ使う」と考えておくと安全です。

アクティブ時間と組み合わせる

数日単位で止める必要はなく、作業中の再起動だけを避けたい場合は、Windows Updateの詳細オプションにある「アクティブ時間」の設定が向いています。普段はアクティブ時間で日中の再起動を避け、出張や大事な発表のように確実に止めたい期間だけ一時停止を使う、という使い分けをすると、更新を遅らせすぎずに作業を守れます。

再開後は時間に余裕のあるときに更新を確認する

一時停止が明けると、まとめて更新が配信されることがあり、ダウンロードや再起動に時間がかかる場合があります。再開日は、パソコンをすぐに使わない時間帯に電源とネットワークを確保しておくとスムーズです。ノートパソコンでは、電源アダプターを接続しておくと途中で止まる心配が減ります。

一時停止を使うときの注意点

  • 一時停止中は、新しいセキュリティ修正も適用されません。不審なサイトや添付ファイルの扱いには、普段以上に気を付けましょう。
  • 職場や学校で管理されているパソコンでは、組織の設定によって一時停止の項目が使えない場合や、選べる期間が異なる場合があります。
  • 一時停止の終了日を過ぎると、何も操作しなくても更新は自動的に再開されます。

まとめ

Windows 11のWindows Updateの一時停止は、「設定」の「Windows Update」から日付を選ぶだけで使える機能です。最長で今日から35日先まで更新を先送りでき、期間中は更新のダウンロードや自動再起動が行われません。延長も可能ですが、新しい終了日も今日から35日以内という制限があります。

  • 一時停止は自動更新を無効にするものではなく、期限が来ると自動で再開する
  • 大事な予定の前に設定し、終了日を予定の直後に合わせる
  • 設定前に更新を済ませておくと、最新に近い状態で作業できる
  • 日常の再起動対策はアクティブ時間、確実に止めたい期間は一時停止と使い分ける

更新を止める期間を必要な分だけに絞り、作業の都合とパソコンの安全性を両立させていきましょう。