今回は、Windows 11のWebブラウザで複数のキーワードを組み合わせて検索する方法を紹介します。
調べものをするとき、1つの単語だけでは目的の情報にたどり着けないことがあります。たとえば「新宿」とだけ検索しても、新宿に関するさまざまな情報が表示され、本当に知りたい「新宿の映画館」の情報を見つけるのに手間がかかります。
複数のキーワードを正しく使い分けることで、検索結果を絞り込み、必要な情報に素早くアクセスできるようになります。Windows 11に標準搭載されているMicrosoft Edgeや、Google Chromeなどのブラウザで使える検索テクニックを、基本から順に解説します。
複数キーワード検索の基本:スペースで区切る(AND検索)
複数のキーワードで検索する最も基本的な方法は、キーワードとキーワードの間を半角スペースで区切って入力することです。これは「AND検索」と呼ばれ、入力したすべてのキーワードを含むWebページが検索結果に表示されます。
操作手順
- Windows 11でMicrosoft EdgeやGoogle Chromeなどのブラウザを起動する
- ブラウザ上部のアドレスバーをクリックする
- 検索したいキーワードを半角スペースで区切って入力する(例:新宿 映画館)
- Enterキーを押して検索を実行する
この方法で検索すると、「新宿」と「映画館」の両方を含むページが優先的に表示されます。キーワードは2つだけでなく、3つ以上を組み合わせることも可能です。たとえば「新宿 映画館 IMAX」のように入力すれば、さらに条件を絞り込んだ検索結果が得られます。
半角スペースと全角スペースの違い
キーワードの区切りには半角スペースを使うのが基本です。全角スペースでも検索自体は可能ですが、半角スペースで区切った場合と検索結果が異なることがあります。確実に複数キーワードとして認識させるには、半角スペースを使用してください。
半角スペースで正しく区切れているかは、検索後にブラウザのアドレスバーを確認するとわかります。アドレスバーのURLに「q=キーワード1+キーワード2」のように「+」で結合された形式が表示されていれば、複数キーワードとして処理されています。
キーワードの入力順序について
キーワードの入力順序によって、検索結果に多少の違いが出ることがあります。先に入力したキーワードのほうが重要度が高いと判断される傾向があるため、最も重要なキーワードを先頭に置くと、目的に近い結果が得られやすくなります。
検索結果をさらに絞り込む:検索演算子の活用
スペース区切りのAND検索だけでは、思い通りの結果が得られないこともあります。そのようなときは、検索演算子を使うと、検索条件をより細かく指定できます。ここでは、Google検索やBing検索で使える代表的な検索演算子を紹介します。
完全一致検索(ダブルクォーテーション)
キーワードを「”」(ダブルクォーテーション)で囲むと、そのフレーズと完全に一致するページだけが検索結果に表示されます。
入力例:“Windows 11 初期設定”
通常の検索では「Windows」「11」「初期設定」がバラバラに含まれるページも表示されますが、ダブルクォーテーションで囲むことで、「Windows 11 初期設定」という一続きのフレーズを含むページだけに絞り込めます。
OR検索
複数のキーワードのうち、いずれかを含むページを検索したい場合は、キーワードの間に「OR」(半角大文字)を入れます。
入力例:Windows11 OR Windows10 アップデート
この例では、「Windows11」または「Windows10」のどちらかと、「アップデート」を含むページが表示されます。類似する複数の条件で幅広く検索したいときに便利です。
除外検索(マイナス記号)
検索結果から特定のキーワードを含むページを除外したい場合は、除外したいキーワードの直前に「-」(半角マイナス)を付けます。
入力例:マック -マクドナルド
この例では、「マック」を含むが「マクドナルド」を含まないページが表示されます。同じ言葉に複数の意味がある場合や、不要な情報を排除したいときに役立ちます。「-」の前には半角スペースを入れ、「-」と除外キーワードの間にはスペースを入れないのがポイントです。
Windows 11のブラウザで検索する場所
Windows 11では、Webブラウザからキーワード検索を行う方法がいくつかあります。それぞれの特徴を把握しておくと、状況に応じて使い分けられます。
アドレスバーから検索する
Microsoft EdgeやGoogle Chromeでは、ブラウザ上部のアドレスバーに直接キーワードを入力して検索できます。URLを入力する欄と検索欄が統合されているため、わざわざ検索エンジンのページを開く必要がありません。
アドレスバーをクリックし、複数のキーワードを半角スペースで区切って入力し、Enterキーを押すと検索が実行されます。Microsoft Edgeの初期設定ではBingが、Google Chromeの初期設定ではGoogleが検索エンジンとして使用されます。
検索エンジンのトップページから検索する
GoogleやBingなどの検索エンジンのトップページにアクセスし、中央の検索ボックスにキーワードを入力する方法もあります。アドレスバーからの検索と基本的な動作は同じですが、検索エンジンのトップページには検索候補の表示や音声検索ボタンなどの追加機能が用意されています。
新しいタブの検索ボックスから検索する
Microsoft Edgeで新しいタブを開くと、ページ中央に検索ボックスが表示されます。ここにキーワードを入力して検索することもできます。Google Chromeの場合も、新しいタブを開くとGoogleの検索ボックスが表示されます。どちらの場合も、複数キーワードの入力方法はアドレスバーと同じです。
複数キーワード検索の実用的なテクニック
基本的な検索方法と検索演算子を理解したうえで、実際の場面で役立つテクニックをいくつか紹介します。
検索演算子を組み合わせる
検索演算子は単独で使うだけでなく、組み合わせて使うこともできます。たとえば、完全一致検索と除外検索を同時に使う場合は、次のように入力します。
入力例:“Windows 11” トラブル -ブルースクリーン
この例では、「Windows 11」というフレーズを完全一致で含み、「トラブル」も含むが、「ブルースクリーン」は含まないページが検索されます。
特定のサイト内で複数キーワード検索する
特定のWebサイト内だけで検索したい場合は、「site:」演算子を使います。「site:」の後にサイトのドメインを指定し、続けてキーワードを入力します。
入力例:site:support.microsoft.com Windows 11 ネットワーク 設定
この例では、Microsoftのサポートサイト内で「Windows 11」「ネットワーク」「設定」を含むページだけが検索されます。公式サイトの情報を探したいときなどに便利です。
ファイル形式を指定して検索する
PDFやExcelなど、特定のファイル形式を探したい場合は、「filetype:」演算子を使います。
入力例:Windows 11 操作マニュアル filetype:pdf
この例では、「Windows 11」と「操作マニュアル」を含むPDFファイルが検索結果に表示されます。マニュアルや資料を探すときに活用できます。
検索演算子の一覧
ここまで紹介した検索演算子を一覧にまとめます。
- 半角スペース:AND検索。すべてのキーワードを含むページを検索する
- “キーワード”:完全一致検索。フレーズに完全一致するページを検索する
- OR:OR検索。いずれかのキーワードを含むページを検索する(半角大文字で入力)
- -キーワード:除外検索。指定したキーワードを含むページを除外する
- site:ドメイン名:サイト内検索。指定したサイト内のページだけを検索する
- filetype:拡張子:ファイル形式指定。指定した形式のファイルだけを検索する
まとめ
Windows 11のWebブラウザで複数のキーワードを使って検索する方法を紹介しました。
- 複数キーワードは半角スペースで区切って入力する(AND検索)
- キーワードの入力順序は、重要なものを先頭に置くと効果的
- 完全一致検索にはダブルクォーテーション(” “)を使う
- いずれかのキーワードで検索するにはORを使う
- 不要なキーワードを除外するには-(マイナス記号)を使う
- site:やfiletype:で検索対象をさらに限定できる
これらのテクニックは、Microsoft EdgeでもGoogle Chromeでも同様に使用できます。ブラウザのアドレスバーから手軽に実行できるため、日常の情報収集に取り入れてみてください。