【Windows 11】OneDriveで特定のユーザーとファイルを共有する方法

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今回は、Windows 11でOneDriveを利用して、特定の相手とファイルを共有する方法を紹介します。

OneDriveの基本

OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。Windows 11には標準で統合されており、ファイルの同期や共有が簡単に行えます。OneDriveを使うことで、どこからでもファイルにアクセスでき、他のユーザーと簡単に共有することができます。

特定の相手とファイルを共有する手順

1. OneDriveフォルダを開く

まず、エクスプローラー(Win+E)を開き、OneDriveフォルダに移動します。

2. 共有したいファイルを選択

共有したいファイルやフォルダを右クリックし、「OneDrive」を選択し、さらに「共有」をクリックします。

3. アクセス権限の設定

共有相手に与えるアクセス権限を設定します。
共有設定画面が表示されたら、「宛先: 名前、グループ、またはメール」欄右側の「ペン」アイコンをクリックします。プルダウンメニューから「編集可能」か「表示可能」(閲覧のみ)を選択します。

4. 共有設定を行う

「宛先: 名前、グループ、またはメール」欄に、ファイルを共有したい相手のメールアドレスや名前等を入力します。相手候補が表示されるので、選択します。

5. メッセージの追加(任意)

必要に応じて、共有相手にメッセージを添えることができます。ファイルの概要や注意点などを伝えるのに便利です。

6. 共有リンクの送信

「送信」ボタンをクリックすると、指定した相手にメールで共有リンクが送信されます。

共有設定の管理と変更

ファイルを共有した後も、設定を変更したり、共有を停止したりすることができます。

共有設定の確認方法

  1. 共有しているファイルを右クリック
  2. 「OneDrive」→「共有」を選択
  3. 画面下の共有した相手:に表示された相手のアイコンをクリック

ここで、現在の共有設定を確認したり、変更したりできます。

共有の停止方法

  1. 上記の手順で共有設定画面を開く
  2. 設定を変更したい相手のメールアドレスをクリック
  3. 「直接アクセス権: ~」をクリック
  4. 「編集可能」か「表示可能」の枠をクリックし、プルダウンメニューから「直接アクセスを削除する」をクリック
  5. ポップアップ画面が開くので内容を確認し、問題なければ、「削除」をクリック

これにより、そのリンクを使った共有が停止されます。

セキュリティに関する注意点

OneDriveでファイルを共有する際は、以下の点に注意しましょう:

  • 重要なファイルはパスワード保護を設定する
  • 共有期限を設定し、必要以上に長く共有状態にしない
  • 定期的に共有設定を見直す
  • 社外の人と共有する場合は、組織のセキュリティポリシーに従う

まとめ

Windows 11のOneDriveを使えば、特定の相手とファイルを簡単かつ安全に共有できます。
適切な設定と管理を行うことで、効率的な協働作業が可能になります。
ただし、セキュリティには常に注意を払い、不要な共有は速やかに停止するようにしましょう。