【Windows11】OneDrive上のファイルをパソコンにも保存しておく方法

今回は、Windows 11でOneDrive上のファイルをパソコンにも保存しておく方法を紹介します。
OneDriveは便利なクラウドストレージサービスですが、オフラインでもファイルにアクセスしたい場合があります。
この記事では、そのための設定方法と注意点を解説します。

OneDriveの基本設定

Windows 11では、OneDriveをファイルの既定の保存先として設定できます。これにより、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなどの重要なフォルダーが自動的にOneDriveと同期されます。

OneDriveの設定方法

1. タスクバーの通知領域にあるOneDriveアイコンをクリックします。
2. 「ヘルプと設定」をクリックし、「設定」を選択します。
3. 「同期とバックアップ」タブを開きます。

ここで、同期するフォルダーを選択できます。ただし、この設定だけではファイルがオンラインのみに保存される可能性があります。

ファイルをパソコンに保存する方法

OneDriveのファイルをパソコンにも保存するには、以下の手順を行います：

1. OneDriveの設定画面で「アカウント」タブを開きます。
2. 「フォルダーの選択」をクリックします。
3. 「OneDriveのファイルとフォルダーをすべて同期」にチェックを入れます。または、同期したいフォルダーにのみチェックを入れます。
4. 「OK」をクリックします。

注意点

• 大容量のファイルがある場合、パソコンの空き容量が不足する可能性があります。

特定のフォルダーやファイルのみをオフライン利用する

上記の方法以外に、エクスプローラーから特定のフォルダーやファイルのみをオフライン利用するように設定できます。

1. エクスプローラーでOneDriveフォルダーを開きます。
2. オフラインで利用したいファイルやフォルダーを右クリックします。
3. 「常にこのデバイスに保持」を選択します。

自動バックアップ機能の活用

OneDriveには自動バックアップ機能があります。この機能を使うと、デジタルカメラやスマートフォンの写真や動画を自動的にOneDriveにバックアップできます。

設定方法：

1. OneDriveの設定画面で「同期とバックアップ」タブを開きます。
2. 「デバイスの写真やビデオの保存」のトグルスイッチをオンにします。

これにより、デバイスを接続したときに自動的にOneDriveの「画像」フォルダー内の「カメラのインポート」フォルダーにデータが保存されます。

OneDrive使用時の注意点

1. 容量制限: 無料版のOneDriveは5GBまでです。容量が不足する場合は、有料プランへのアップグレードを検討してください。
2. 同期の遅延: インターネット接続が遅い場合、ファイルの同期に時間がかかることがあります。
3. プライバシー: 重要な個人情報を含むファイルは、暗号化するなど追加の保護措置を検討してください。
4. バージョン管理: OneDriveはファイルのバージョン履歴を保持しますが、長期間保存されるわけではありません。重要な変更はこまめに保存しましょう。