今回は、Windows 11のXboxモードの設定方法と、ゲームを全画面で快適に遊ぶためのコツを紹介します。Xboxモードは、コントローラーで操作することを前提にしたゲーム専用の画面です。ゲームやアプリを起動する画面としてゲームホームアプリが使われ、起動したゲームは全画面で動きます。ゲーム用のハンドヘルド機とそれ以外のPCでは設定項目や入口が違うため、お使いの機器に合う手順を選んで進めてください。
Windows 11のXboxモードを設定する前に確認したいこと
Xboxモードを設定する前に、使うための条件を確認しておきましょう。
- Windows 11 バージョン24H2以降が必要です。
- Xboxモードはサポートされている市場(地域)でのみ使えます。お使いの環境で使えるかどうかは、[設定]>[ゲーム]にXboxモードの項目があるかで確かめてください。
- ゲーム用ハンドヘルド機とそれ以外のPCでは、設定項目と入口が違います。
- 設定画面の日本語表記は、この記事の表記と違う場合があります。そのため、英語表示のときの項目名をかっこ内に添えています。
Xboxモードの設定方法
ゲーム用ハンドヘルド機の場合
- [スタート]から[設定]を開きます。
- [ゲーム]>[Xboxモード](Xbox mode)を選びます。
- ホームアプリを選ぶ項目(Choose home app)で、使いたい対応アプリを選びます。
ホームアプリを選ぶと、ゲームバーとタスクビューにXboxモードの入口が追加されます。Xboxモードを使わなくなったときは、同じ項目で[なし]を選べばオフになります。
ハンドヘルド機で起動時からXboxモードを使う設定
ハンドヘルド機では、必要に応じて起動時にXboxモードに入る設定(Enter Xbox mode on startup)をオンにできます。オンにすると、サインインした後に自動でXboxモードになります。このときはバックグラウンドプロセスが制限されるため、ゲーム中の動作が軽くなる可能性があります。電源を入れたらすぐにゲームを始めたい場合に向いている設定です。
ハンドヘルド機以外のPCの場合
- [設定]>[ゲーム]>[Xboxモード]を開きます。
- Xboxモードを有効にする項目(Enable Xbox mode)をオンにします。
- 必要に応じて、タスクビューにXboxモードを表示する項目(Show Xbox mode in Task View)もオンにします。
ハンドヘルド機以外のPCでは、Xboxモードの入口はゲームバーとXboxアプリです。タスクビューからも入りたいときは、手順3の設定もオンにしてください。
Xboxモードへの入り方と抜け方
Xboxモードに入る方法
- ゲームバーから入る:Win+G、またはコントローラーのXboxボタンでゲームバーを開き、設定から入ります。
- タスクビューから入る:Win+Tab、またはタスクバーのアイコンでタスクビューを開いて入ります。ハンドヘルド機以外のPCでは、タスクビューに表示する設定をオンにしている場合に使える方法です。
- キーボードショートカットで入る:Win+F11を押します。
デスクトップに戻る方法
- ゲームバーの設定、またはタスクビューからデスクトップに戻れます。
- Win+F11でも抜けられます。入るときと同じキーなので、覚えておくとすばやく切り替えられます。
- タッチ操作に対応した機器では、画面の下から上へスワイプするとタスクビューが開きます。
ハンドヘルド機で起動時にXboxモードに入る設定をオンにしている場合は、デスクトップを使った後でXboxモードに戻ろうとすると、再起動するかどうかを聞かれます。再起動しないで進むこともできます。
Xboxモード中のアプリの動き
Xboxモードでは、アプリの表示がデスクトップとは違います。使い始める前に、次の点を知っておきましょう。
- 一度に表示されるウィンドウは1つだけです。
- アプリは、できるだけ全画面で表示されます。
- 複数のウィンドウを使うアプリでは、最新のウィンドウしか表示されないことがあります。
- 全画面に対応していないアプリは、黒い背景の上に表示されます。
- 最小化や最大化の操作は効きません。
- デスクトップ用のキーボードショートカットの一部は使えません。
ウィンドウを並べて作業したいときや、いつものショートカットが効かないときは、いったんデスクトップに戻ってから操作するとよいでしょう。
ゲームを全画面で快適に遊ぶコツ
タスクビューでアプリを切り替える
Xboxモード中にアプリを切り替えるときは、タスクビューを使います。
- Win+Tab、Xboxボタンの長押し、または画面の下からのスワイプでタスクビューを開きます。
- 左スティック、LB/RBボタン、または矢印キーで、使いたいアプリまで移動します。
- Aボタンで前面に表示し、Xボタンで閉じます。
使い終わったアプリをXボタンで閉じておくと、タスクビューに並ぶアプリが減り、次に遊ぶゲームを選びやすくなります。
ホームとライブラリを使い分ける
ゲームホームアプリには、タスクビューか、ゲームバーの[ホーム]ボタンから戻れます。ホームアプリが対応していれば、ゲームバーの[ライブラリ]ボタンでゲームライブラリへ直接移動することもできます。遊ぶゲームが決まっているときはライブラリ、ゲームやアプリを改めて選びたいときはホーム、と使い分けると移動の手間を減らせます。
スタートアップアプリを見直す
ハンドヘルド機で起動時にXboxモードに入る設定をオンにしている場合は、スタートアップの設定も見直しておきましょう。
- [設定]>[アプリ]>[スタートアップ]を開きます。
- アプリごとに、起動するタイミングを次のどれかから選びます(実際の画面では表記が違う場合があります)。
- ログイン時に開始
- デスクトップに切り替えたときに開始
- オフ
スタートアップの処理が少なくなると、バッテリーの持ちやゲームの動作が良くなる可能性があります。デスクトップで作業するときだけ使うアプリは、デスクトップに切り替えたときに開始する設定にすると、サインイン直後の処理を減らしつつ、デスクトップでは使える状態にしておけます。
Xboxモードの活用例
- ハンドヘルド機をゲーム中心に使う:ホームアプリを選び、起動時にXboxモードに入る設定をオンにしておけば、サインインした後すぐにXboxモードで遊べます。
- デスクトップPCでゲームをするときだけ切り替える:Xboxモードを有効にしておき、遊ぶときはWin+F11で入り、作業に戻るときも同じキーで抜けます。
- コントローラーで画面を移動する:Xboxボタンでゲームバー、Xboxボタンの長押しでタスクビューを開き、左スティックやLB/RBボタンで選んでから、Aボタンで切り替え、Xボタンでアプリを閉じます。
まとめ
Windows 11のXboxモードは、コントローラーで操作するためのゲーム専用の画面です。使うにはバージョン24H2以降であることと、サポートされている地域であることが必要です。ハンドヘルド機では[設定]>[ゲーム]>[Xboxモード]でホームアプリを選び、それ以外のPCでは同じ画面でXboxモードを有効にします。出入りはゲームバー、タスクビュー、Win+F11で行い、Xboxモード中のアプリ切り替えはタスクビューとコントローラーのボタンでできます。ハンドヘルド機で起動時からXboxモードを使う場合は、スタートアップアプリの起動タイミングも見直して、ゲームとデスクトップでの作業を使い分けてみてください。